絵本「消えたサンタクロース」が教えてくれた、心を癒す創作の力
■ 絵本を書くことは、自分の心を癒す時間だった
「作るって、こんなに楽しかったんだ」
そんなふうに、心の奥から思えたのは久しぶりのことでした。
私は「消えた!サンタクロース」という小さな絵本を書きました。
それは、思っていた以上に深く、自分の心と向き合う体験になったのです。
■ 「消えた」に込められていたもの
最初にタイトルを決めたとき、実はあまり深く考えていませんでした。
でも物語を書き進めるうちに、ふと気づいたんです。
「消えた」という言葉に、今年一年の私の“マイナス”が全部詰まっていたことに。
不安も、喪失も、
どうにもならない問いも、
それでもどこかにあった小さな希望も――
「もう考えたくなかった」
「感じたくなかった」
「一度、なかったことにしたかった」
そんな本音を、私は「消えた」という言葉に託していたのです。
無意識に、自分の中の“整理できなかったもの”を、絵本という形で表現していたのだと思います。
■ 絵本は、感情をやさしく包んでくれる表現
ここで私は気づきました。
絵本って、本音を「そのまま言わなくてもいい」表現なんです。
悲しい、苦しいとストレートに書かなくても、物語に包んで届けることができる。
絵本という形にすると、
傷つきやすい感情も、そっと包んで外に出せる。
それがとても自由で、あたたかい。
私自身がこの絵本に、癒されていたことにあとから気づきました。
■ 文章が苦手でも大丈夫。あなたにも書ける
「絵本なんて書けない」「文章が苦手」
そう思っていた私が、こうして一冊の絵本を書き上げることができました。
完璧な文法も、すごいストーリー展開もいりません。
あなたの中にある小さな感情を、物語の形にするだけでいいんです。
「消えた!サンタクロース」を書いたことで、私は自分と向き合い、癒される体験をしました。
今、心にモヤモヤを抱えているなら――
それを一冊の絵本にしてみてください。
きっと、あなた自身が一番、その物語に救われるはずです。


